妊娠して嬉しい!という思いもある一方、特に初期~中期については、仕事や旅行のスケジュールを立てられている方も多く「飛行機に乗っていいのかしら…?」「体調が悪くなったりしないかな…?」等不安を感じられている方も多いのではないでしょうか?
今回はそのような方向けに!妊娠初期~妊娠後期まで飛行機に何度か乗っていた私が、飛行機に乗る際の注意点・ポイント等を分かりやすく解説致します!
そもそも妊娠中に飛行機に乗っていいの?
妊娠中は経過が順調であれば、飛行機に乗る制限はありません。
ただし、気圧の変化・放射線を浴びる・搭乗の際にX線を多少浴びる等全くリスクが無い訳ではありませんので、飛行機にのる予定を立てている方は、搭乗の前に必ず医師に確認をするのがオススメです。
下腹部痛・出血等がある場合は、大事をとって避けた方がよいです。
妊娠期間の中でも、12~28週は体調が安定しやすいと言われている時期ですので、この時期に合わせて計画を立てるというのも一つの手ですね。
出産予定日を含めて28日以内に搭乗する場合、医師の診断が必要になりますので、遠方で里帰り出産を計画されている方等は予定日が分かった時点で余裕を持って帰省するようにしましょう。
妊婦さんに嬉しい!飛行機会社のサービス
飛行機会社さんによっては、妊婦さん向けに様々なサービスを実施しています。
その一つが「オリジナルマタニティーマーク」。
手荷物預けの際や、近くに居る客室乗務員さんに妊娠している旨をお伝えすると、オリジナルのマタニティ―マークがもらえちゃうんです!
(予定日を聞かれる事はありますが、母子手帳の提示等は不要でした。)
飛行機をよく利用していた私は、妊娠中にANA・JALどちらの飛行機に乗る機会もあったので、どちらもゲットしました。
飛行機に乗らないと手に入らないので、ちょっとレア感がありますよね…!
ちなみに、飛行機でよく案内される「優先搭乗」も利用出来ます。
妊婦さんにとって、搭乗待ちの列に並ぶ事・立ちっぱなしの状態になる事は結構しんどいもの。
私は、ここぞ!とばかりに利用させてもらいました。
ほぼ並ばず、一番最初に搭乗出来るので、妊婦さんには是非利用を検討してみて下さい。
それでも不安な時…。乗り物酔い対策にこんなグッズ・方法もあります!
とはいえ、やっぱり、初めての飛行機、不安ですよね。
筆者は、妊娠初期の頃、医師に相談の上、飛行機に乗り、いつものように本を読みながら過ごしたら案の定気持ち悪くなりました。
とはいえ、妊婦さんが飲める薬は限られている…。
そんな時に役立ったグッズ・方法を3つ程ご紹介致します。
ツボ押し効果で酔いを軽減「専用リストバンド」
手首の筋から薬指・中指・人差し指の指3本分を開けた下・手首の腱の上部に位置するのが「内関(ないかん)」という、平衡感覚を正常に刺激するツボです。
ココをリストバンドで刺激し続ける事によって、薬を使わずに、酔い止め効果が得られるそう。
筆者はお守り代わりに、フライト時はいつも付けてました。
ちなみに、コレ、乗り物酔い全般・つわりに効くバンドでもあるみたいなので、つわりがひどい方は日常的に常用するのもアリです!
唾液の効果で酔いを軽減!「干し梅」
乗り物酔いの原因の一つは「三半規管」がうまく機能せず、バランス感覚が崩れる事、と言われています。
この解消法の一つが「大量の唾液」を分泌すること。
ご存知の通り、梅干しにはたくさんの唾液を分泌する効果があります。
是非、一度試してみて下さい。
飛行機に乗っている際は「休憩・睡眠時間」と心得よ!
最後は、「飛行機に乗っている間はなるべく目を休め、眠りにはいる事」。先ほどもお伝えしたとおり、酔いの原因の一つが「三半規管」の乱れです。
三半規管は動いている乗り物の中で目等を動かす事でも乱れます。
様々に体が変化する妊娠期は、疲れやすくなることもあります。
飛行機に乗っている間は、「休憩時間」と心得て、目を閉じ、休むのがオススメです。
体調を万全に整えて、よいマタニティフライトを…!
私の体験談も交えながら、「マタニティフライト」のポイントを簡単にご説明させて頂きました。
特に1人目をご出産される方は、先輩ママから「夫婦二人でゆっくり過ごす時間は本当に貴重になるから、今のうちに旅行行っておいた方がいいよ!」なんて言われる事もあるかと思います。
赤ちゃんが生まれる前に、ちょっと足をのばして、リッチな旅館に旅行…なんて素敵ですね!
ただし、あくまでも「プレママさん」「お腹の中の赤ちゃん」が第一優先ですので、体調がすぐれないと思った場合は、無理は禁物です!
体調を万全に整え、よいマタニティフライトを楽しんで下さい♪