妊娠・出産

陣痛ってわかるの?兆候とはなに?

 

出産予定日が近づいてくると、赤ちゃんに会えるわくわくした気持ちと、お産にむけて不安になる方もいるのではないでしょうか。

初めての妊娠、出産を迎える方は、分娩って?陣痛って?初めて聞く言葉もあり想像ができないことも多いと思います。

お産とは、母が子供を産むことを言います。

出産の方法は、「自然分娩」と「帝王切開」の二つがあります。ここでは自然分娩のお産についてみていきたいと思います。

 

お産のはじまり

お産・出産の始まりは、「陣痛」がくることによって始まります。

陣痛とは、周期的にくる子宮の収縮に痛みが伴ったものをいうそうです。

妊娠中期を過ぎると、お腹が張るということを経験する方も多いと思います。

このお腹の張りが規則的で痛みがあることをイメージするとわかりやすいかもしれません。

このお腹の痛みが10分以内、または1時間に6回みられたら「陣痛開始」となります

つまり、お産が始まったということです。

陣痛と聞くと、「腰をハンマーでたたかれている」「鼻からスイカどころじゃない」という話も聞いたことがある人もいると思います。

しかしいきなり、MAXの痛さがくるわけではありません。

10分に1回程生理痛の重たいような痛みからスタートし、少しずつ間隔が短くなり、痛みも強くなって行きます。

赤ちゃんをお母さんの体の外へ生み出すために必要な痛みなんだと思うと少し受け入れられるのではないでしょうか。

 

陣痛はいつくるの?

お腹の赤ちゃんが、もう生まれても大丈夫という週数に入るのは妊娠37週からになります。

「臨月に入った」「正期産にはいったね」というのはこの頃を指しています。

陣痛には、いくつかのホルモンが関わっているそうです。

子宮の収縮させるホルモンや、子宮の入り口を柔らかくするホルモンなどです。

しかし、陣痛がどう始まるのがというのは、はっきりとわかっていないことも多いそうです。

 

内容を入私は37週に入り、いつ陣痛がくるのかわからず毎日そわそわしていました。

「赤ちゃんの誕生日は赤ちゃんが決めるんだよ」というお話のとおりなんだろうなと思いすごしていました。

陣痛に気づけず産まれてしまうのでは?と心配になる方も多いと思いますが、痛みに強い方でも必ず陣痛に気づくと思います。

はっきり「痛い!」とわかります。

 

お産が近いときにみられること

 

そうはいっても、少しでもお産が近いと感じることはできるのかみていきたいと思います。

お腹のはりが増える

妊娠後期になると、お腹がよく張るようになってくると思います。

きたる陣痛に備え、子宮や赤ちゃんも準備しているためだそうです。

陣痛かもしれないと感じることもあると思いますが、横になる、ゆったり座るなどリラックスすることではりが落ち着いてきます。

これを「前駆陣痛」と呼ぶそうです。

 

胃がすっきりして、食欲が増す

 

赤ちゃんが成長し足やお尻で圧迫されていた胃が、赤ちゃんが骨盤の中に下がってくるため、胃の辺りがすっきりして、食事が食べやすくなるそうです。

お産が近くなって、一気に体重が増えてしまう人もいるので気をつけてくださいね。

 

おしっこが頻繁になる

 

これも、赤ちゃんが骨盤の中に入ってくるため、膀胱を圧迫することで頻尿になりやすいそうです。

 

腰が痛くなる

赤ちゃんが下におりてきたことや、お産に向けて骨盤が緩むためだと言われています。

赤ちゃんの成長によって、お腹を支えようと重心が変化したり、無理な体勢になることも関係しているそうです。

 

胎動が少しおちつく

赤ちゃんの頭が、骨盤内に入ると今までのように自由に動けなくなるそうです。

しかし胎動がなくなるわけではないため、気になるときは受診することも必要です。

 

この兆候は、必ずすべて見られるわけではなく、個人差も大きいそうです。

お腹のはりは多くの方が感じますが、感じ方も人それぞれのようです。

 

 

もうすぐ赤ちゃんに会えるサイン

お産の始まりは陣痛とお話しましたが、そのほかにも出産が始まることを教えてくれる2つのサインがあります。

 

おしるし

 

子宮の入り口が開いてくると、赤ちゃんを包む膜が子宮の壁から離れ、粘膜とともに押し出される分泌物を「おしるし」と言います。

妊娠後期になるとおりものが増えたと感じる人も多いと思いますが、そこにピンクや赤い出血が混ざっていることを言います。

お産がどんどん進んでくると、おしるしの量もふえてきますが、量が多く不安なときは、異常な出血の場合もあるので病院に相談してくださいね。

おしるしがあったら数日以内に陣痛がくる人が多いそうですが、私はおしるしが少し見られた後もなかなか陣痛が来ない日をすごしました。

ほんとうに妊娠出産は個人差が大きいなぁと感じました。

 

破水

赤ちゃんが包んでいる膜が破け、羊水が出てくることを「破水」といいます。

はっきり破水とわかる場合と、ちょろちょろと少しだけ流れてくる破水もあります。

少しだけ流れてくる破水は、尿漏れと区別することが難しいと思います。

破水をすると、おしるしのときとは違い、すぐに病院に連絡し受診することになります

 

尿漏れか破水か迷った場合も連絡してねと私も言われました。

自分ではっきり自信がないときは、病院に相談してみるといいと思います。

まとめ

・陣痛は10分以内または1時間に6回くる規則的な子宮の収縮のこと
・妊娠37週~正期産といわれているが、いつ陣痛がきてお産が始まるかは個人差が大きい
・赤ちゃんがさがってくると、食欲が増す、腰痛などお産が近い兆候がみられる

いつ赤ちゃんに会えるのか楽しみな気持ちといつ陣痛が来るのか不安な気持ちと妊娠後期はそわそわする場面も多いと思います。

お産が近づいてきた兆候を知っていたら「もうすぐかな」と少し気持ちに余裕が出てくるのではないでしょうか。

 

お産まであと少し、赤ちゃんに会えるのを楽しみにしながらゆったりとした気持ちですごしてくださいね。

 

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ママハピライフ管理人
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