妊娠・出産

妊娠したら次は病院選び!出産する産院や病院の選び方のポイントは?

この記事をお読みのあなたは

「出産する場所ってどうやって決めたらいいの?」

「里帰りになりそうだけどどうしよう?」

「何を基準に選んだらいいのかな?」

と悩んでおられませんか?

 

私も初めての出産時はどんな病院をどんな基準で選んだらいいのか全く分からず困りました。

特に私は東京都内で妊娠し、地方出身で里帰り出産することになりそうだったのですが、長く地元を離れていることもあり情報も乏しくどうやって選ぼうかとても悩みました。

そこで、今回は私のように出産する病院や産院選びに悩んでいるあなたのために、分娩できる病院の種類や選び方やポイント、そして、実際に私が産んだ病院の本音などをお話していきたいと思います。

出産できる場所の種類は大きく分けて3つ!それぞれのメリットやデメリットは?

 

総合病院

産婦人科以外の診療科が多く揃っているのが総合病院です。

大学病院もここに含みます。

ベッドの数も100床以上あり、各科の医師が多く在籍しています。

メリット産婦人科以外の科もあるので、持病がある妊婦さんは他の科と連携して健康管理してもらえるのが利点です。
また、小児科が併設されていると生まれてきた赤ちゃんになにかあった場合にはすぐに対応してもらえるのも大きなポイントです。

 

デメリット複数の医師がいることが多いので、出産時にどの医師が担当になるかは当日まで分かりません。
また、私は総合病院で出産したのですが、そこの病院は面会にも厳しく面会時間は14時~20時までと決まっていました。

 

産科や産婦人科専門の個人病院や医院

診療科目が産科・産婦人科に限定されている医療機関です。

病院は20床以上、医院は20床未満の医療機関を指します。

医師の人数、設備は施設によって大きく差があります。

 

メリット妊婦さんの人数、医師の人数、看護師の人数も共に総合病院より少ないので比較的落ち着いており、すぐに相談しやすいのが特徴です。
顔見知りのスタッフさんができやすく、信頼関係を築きやすいといえます。
また、産院によっては入院中に豪華な食事が出たり、エステやマッサージをしてもらえたりするなど、色々なサービスもあります。

 

デメリット母乳推進が強いのに、母乳が出ないなど医院の方針に心や体が合わないと辛いケースがあります。
また、高リスクの出産は転院になる可能性もあり、他にも生まれてくる赤ちゃんに何かあった場合などは緊急搬送になることがあります。

助産院

10床未満の施設で助産師が開業しているのが助産院です。

 

メリット助産師から妊娠中の生活、出産への細やかなアドバイスがアットホームな雰囲気の中で受けられます。
出産時にも家庭的な雰囲気な中で自然に近い形で分娩でき、陣痛中もずっと助産師に付き添ってもらえます。

 

デメリット助産師は一般医療行為ができません。
そのため、基本的にローリスクな妊婦さんしか受け入れてもらえません。
また、出産中にトラブルがあって医療行為が必要になった場合や生まれてきた赤ちゃんに何かあった場合、提携病院への転院、緊急搬送もあります。

 

選び方のポイントは?私は産む場所をこうして決めました!

私の場合、出産までの検診は個人の医院で受け、里帰り後に実家近くの総合病院で出産という流れでした。

私が病院選びで重視したのは以下のようなポイントです。

ポイント1:赤ちゃんにとって一番安心なのは?

私の友人は個人の産院や医院で産んだのがほとんどでした。

年齢的にも20代後半だったので、特に高リスクではなかったことからその選択が一般的だったと思いますし、私もそのつもりでした。

しかし、ある事がきっかけで私は総合病院にしようと考えを改めました。

それは、私の髪を切ってくれていた美容師さんが出産されたとき、赤ちゃんが生まれてから重い心臓病が発覚したことを聞いたからです。

妊婦検診中も特に異常はなかったので、本当に緊急事態だったそうですが、幸いその美容師さんは大きな総合病院で出産されていたので、赤ちゃんは小児科の医師によって一命を取りとめ、その時美容師さんは総合病院で産んで本当に良かったと思ったと私に話してくれたのです。

その話を聞いた私は「検診で異常がなくてもそんなことがあるのか」と思ったと共に「豪華な食事やエステもいいけど、やっぱり赤ちゃんの安全が一番大切だ」と思い、総合病院で産むことを決めました。

ポイント2:家や実家から通える範囲かどうか

私が里帰りをするまで検診で通っていた個人の医院までは車で片道20分でした。

ですが、つわりが辛い時は夫に車を運転してもらって、付き添ってもらったこともあり、その経験から私は実家に帰ってからも病院まで車で20分以内にすることにしました。

妊婦検診は安定期を除いて2週間に1度は病院に通うのが一般的です。

さらに、予定日の1ヶ月前からは週に1回通わなくてはなりません。

つわりが辛い妊娠初期もお腹が大きくなった妊娠後期もあまりに遠い病院はやはり通うのが辛いですし、出産はいつ陣痛が始まるか分からないので、産む病院までが遠いというのも赤ちゃんにとっては何かトラブルがあった時リスクが高いと思いこの条件を設定しました。

ポイント3:女医さんがいるかどうか

私は妊娠中になぜか夫以外の男性と関わるのがものすごく嫌で、実の父親も嫌なら、ご近所の方に挨拶するのも億劫でした。

男性を遠くに見つけると家に逃げ込んでいたくらい敏感だったので、産科に女医さんができるだけ多くいる病院を探しました。

一般的に女医さんの方が圧倒的に少ないのでなかなか難しいところだと思うのですが、自分で調べれば納得できる部分もあると思うので「女医さんなんていないかな…」と最初から諦めなくてもいいと私は思います。

本音言います!出産に総合病院を選んで良かった点・残念だった点

良かった点

私は特に何も問題ない妊婦でしたが「何かあっても色んな科の先生がいるし赤ちゃんも私も大丈夫」という安心感は大きかったです。

もちろん担当はありましたが、人出も多かったので陣痛時もたくさんの看護師さんや助産師さんにフォローして頂きました。

また、入院中も夜中に困ったことがあればナースコールを押せば看護師さんがすぐに来てくれてとても助かりました。

あとは、二人目の時は黄疸の数値で引っかかり入院が延びたのですが、小児科の先生から光線治療について説明があったので安心して治療をお任せすることができました。

残念だった点

面会制限が厳しかったのが一番残念でした。

特に二人目の出産時はインフルエンザが蔓延する時期で、夫以外は入院中に誰も面会ができなかったので、体は休まりましたが産後で心が不安定だったのもあり寂しかったです。

また、大きな病院なので仕方がないですが、看護師さんがたくさんいらっしゃる分、人によっては「何だかこの人とは合わないな」ということを感じることもありました。

 

産前・産後はデリケート!病院選びは慎重に

 

いかがでしたか?

妊娠中というのは、ホルモンの影響もあってとても色々なことに過敏になる時期です。

いくらネットや口コミで評判が良くてもあなた自身が「何だか怖くて質問できない…」「施設が古いし不安…」というならあなた自身の気持ちを優先しましょう。

ぜひ「ここなら安心して赤ちゃんを産める!」という病院を見つける参考になさってみて下さいね。

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ママハピライフ管理人
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