はじめに、「帝王切開での出産」と聞くと何を思いますか?
「帝王切開はお腹が痛い」
「自然分娩が良かったのに~ショック」
「陣痛を経験しないから自然分娩より負担が少ないかな」
「出産日が確定するから、旦那さん、上の子供さん、ご両親や義父母にとって助かる」
等、様々なイメージがあるかと思います。
私には長女が5月産まれ、長男が3月産まれ、二学年差でいます。
二人とも帝王切開での出産でしたので、不安、良かったこと、大変なこと等色々な思いで出産してきました。
そこで今回は、「二人目帝王出産する妊婦さんへ」、私や知人の経験談を踏まえてお伝えできればと思います。
少しでも帝王切開に対する不安が解消されていき、心構えが出来れば幸いです。
二人目を帝王切開することとはどの様なことでしょうか?
一つ目: 長男出産の時、「気合いが入りすぎなかった」ということです。
長女を緊急帝王切開で出産しましたが、その時は予定日から1週間以上経過しても陣痛どころか出産の兆候が見えてきませんでした。
促進剤を打ちましたが、それにプラス院内を散歩していましたが微弱陣痛が来ても本陣痛が来ませんでした。
出産予定日から36週を過ぎた頃から1週間に1~2回、産婦人科の妊婦さんサークルに通いました。
出産日が近い妊婦さんと担当看護師さんと近くの公園を散歩したり院内でマタニティーヨガ等を行い、妊婦さんの体調を整えつつ今すぐにでも陣痛が来ても良い身体作りをしてきました。
「陣痛が来るために、散歩や運動をすると良いよ。」
と看護師さんや出産経験者の方に言われましたが、二人目の時は、「予定帝王切開」だったので、運動どころか帝王切前日迄在宅ワークをしていました!
気構えし過ぎない方が良いですよ。
二人目を出産すると言うことは、一人出産しているので出産の流れはひととおりわかっているから、その分少しは安心感がありましたよ。
二つ目: 「出産予定日が決まっていて良かった」です。
長男の出産予定日は3月23日でした、これは自然分娩での出産の場合です。
「予定帝王切開」での出産だったので、陣痛が来る前に出産、ということで、3月14日に帝王切開での出産が決まりました。
「帝王切開は出産日が決まっているから助かるわ~。」
と聞いたことがありますが、長男の時がそうでした。
3月23日は、自然分娩でいくと、「学年の壁」がありました。
例えば、3月31日や早産等で出産が早まって2月に出産した場合はその子達と同じ学年です(同い年?)になりますが、出産予定日より13日遅れで出産した場合、ギリギリ4月産まれ、出産予定日が近かった子達よりも学年がひとつ下(年齢が下?)になります。
その意味では、長男が確実に3月に出産する、出産予定日が近い子達と同じ学年になるので良かったと思います。
三つ目: 「後陣痛が痛い」ということです。
私は長男出産の時後陣痛が痛いということはありませんでしたが、二人目を帝王切開で出産したママ友に聞くと、
「後陣痛が辛かった~。」
と言っていました。
何故なのか?
話しを聞くと、一人目を帝王切開で出産しているのが影響しているのかお腹の傷口が広がっている感じが痛かったと言っています。
帝王切開で出産した場合、病院にもよりますが、二日目や三日目頃から院内を歩く様に言われます。
さらに母乳で授乳する場合、赤ちゃんが勢いよく吸ってくるので乳房が痛くなるのでしょうか、子宮が収縮する感じがわかって痛くなったそうです。
最後に、一人目を帝王切開で出産経験があると言いますが、二人目の出産は何が起こるか不安ですね。
最後の最後迄順調にお腹の赤ちゃんが育って無事に出産出来ると良いですが、お腹の赤ちゃんも妊婦さんであるお母さんはとても大切です。
出産するのはあなたです!
「帝王切開での出産は自然分娩ではないから出産ではないよ。」
と心無い言葉をかけてくる方達がいますが、気にしないでください。
帝王切開は立派な出産ですよ!