妊娠判定前にみられる症状を妊娠超初期症状といい、女性ホルモンの影響で体に様々な変化がみられます。
妊娠を希望する女性の中には「もしかして妊娠?」と思う人も多いでしょう。
私自身も長年妊活中をしていたので、妊娠超初期症状にはかなり過敏になっていました。
着床後にみられる妊娠超初期症状についてご紹介します。
妊娠超初期症状とは?
妊娠には、排卵・受精・着床の3つの過程があり、妊娠超初期症状とは着床後にみられる症状のことです。
妊娠をしていない場合は着床後に黄体ホルモンの分泌が減少しますが、妊娠している場合は着床時に黄体ホルモンが過剰に分泌されます。
女性ホルモンの分泌が普段の生理周期と異なるため、ホルモンバランスに乱れが生じて体の不調に繋がるのです。
病院は早めに受診する方が良い?
妊娠超初期にみられる症状があったからといって、必ずしも妊娠しているわけではありません。
なぜなら、ホルモンバランスの乱れは生理前や生活習慣の変化によっても起こるからです。
早めに病院を受診しても、妊娠しているかどうかの判断ができないことがあります。
妊娠超初期症状がみられた場合は焦らず、「どの程度の症状か」「症状がどれくらい続いているか」「他にみられる症状はないのか」などを確認しましょう。
妊娠超初期にみられる症状は?
妊娠超初期症状の原因はホルモンバランスによるものなので、人によって症状が異なることがあります。
ここではほんの一部ですが、妊娠超初期にみられる症状をご紹介します。
体がほてる
妊娠している場合は黄体ホルモンの分泌が続いているため、基礎体温は高温期の状態が続きます。
そのため、体に熱っぽさを感じることもあります。
基礎体温は生理前になると低くなるため、体のほてりだけでなく基礎体温も確認しましょう。
おりものの変化
妊娠するとホルモンの影響でおりものが増えます。
私自身も妊娠判定前からおりものの量が増えたため、生理用ナプキンやおりものシートを毎日活用していました。
おりものの量が増えたという人は色や粘り気・臭いなども確認してみましょう。
腰痛
妊娠するとお腹の赤ちゃんの成長に合わせて子宮が大きくなるため、膀胱や腸を圧迫するようになります。
それにより、お腹や腰の張り・痛みが起こる場合もあります。
お腹や腰に痛みを感じた場合は、横になって体を休めるようにしましょう。
無理をし過ぎてしまうと、お腹の赤ちゃんに良くない影響を及ぼす可能性もありますよ。
吐き気
多くの人の場合、つわりは妊娠4週目頃からみられます。
しかし、早い人だと生理の遅れと同時に吐き気がみられることがあります。
最初は軽度の吐き気ですが、週数が進むと症状は悪化していきます。
食事は無理に摂ろうとはせず、脱水症にならないよう水分を摂るようにしましょう。
妊娠かどうかを判断したいときは?
先ほども説明した通り、妊娠超初期にみられる症状があったからといって必ずしも妊娠しているとは限りません。
病院を受診する前に妊娠の判定を行いたい人は、妊娠検査薬を活用しましょう。
妊娠検査薬とは、妊娠することによって分泌が増えるhCGというホルモンを検査するキットです。
hCGは妊娠4週目頃から分泌量が増えるため、妊娠検査薬は生理予定日の一週間後から使用するようにしましょう。
もっと早く結果を知りたい人は、早期妊娠検査薬という生理予定日当日から使えるものを活用してみてくださいね。
妊娠超初期症状以外のことも気にしてみよう!
妊娠判定前にみられる体の変化や症状は、妊活中の女性にとってとても気になるものです。
しかし、妊娠超初期症状は生理前にもみられるため、症状だけで妊娠かどうかを判断することはできません。
そんなときは、基礎体温や妊娠検査薬などを確認してみましょう。
普段から基礎体温などをチェックすることにより、体の変化にいち早く気づくことができますよ。