赤ちゃんとのお出かけを楽しみにしていたママも多いでしょう。
ぽかぽかお日様を浴びながらお散歩、なんて素敵ですね。
しかし、いつから外出して良いのでしょう。
いつから外出OK?
出生後28日未満の赤ちゃんを「新生児」と呼びますが、新生児期の赤ちゃんは不要な外出を避けるべきといわれています。
まだ免疫力も低く、病気をもらいやすい状態だからです。
一般的な外出デビューの目安は、生後1か月にある「1か月検診」で異常なしと診断されてからになるでしょう。
ママも産後はかなりダメージを負った状態になります。
ダメージを負ったまますぐに24時間体制の育児に突入していますので、回復には時間がかかります。
外出できない新生児期は、ママもなるべく体を休めて過ごしましょう。
数時間おきに授乳をし、オムツを替えて、さて寝ようと思っても目が冴えて眠れない・・なんてこともあります。
目をつぶって横になるだけでも体は休まります。
まずは外気浴から
1か月検診を無事クリアし、さて外出しよう!と意気込んでみたもの、どのくらい?どこに?外出ってどの程度?と、思うママも多いはず。
初めの一歩としては外気浴をおすすめします。
外気浴とは外の空気に触れて慣れることです。
まずは窓を開けて外の風に当ててあげましょう。
夏場はなるべく涼しい時間帯、冬場は暖かい時間帯にしてあげるといいでしょう。
何度か外気浴をして慣れてきたら、お庭やベランダに出て、実際のお外を体験させてあげるといいですね。
1日10分程度から始めて、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
赤ちゃんの様子を見て、機嫌の良い時にしてあげるといいでしょう。
紫外線が多い時間帯はなるべく避け、終わったら水分補給をしてあげるといいですね。
そうは言っていられない!?二人目
一人目のお子様は、教科書通りのような外出デビューをさせてあげられたけれど、そうも言っていられない場合もあります。
第二子以降のお子様は、セオリー通りに行かないことが多いです。
上のお子様の都合に合わせて動かなければならない事がほとんどです。
幼稚園の送迎、習い事の送迎など、必要最低限にしてもなかなか多いのが事実です。
新生児期から使える抱っこ紐やベビーカーもあります。
上のお子様の時には新生児期からお出かけしていなかったから、対応できるものを持っていないママもいますよね。
そんな時は、その時期だけと割り切って、新生児期対応の商品をレンタルするという手もあります。
なるべく短時間で済ませる、気温差に注意してタオルなどで調節してあげる、など気を付けて外出すればいいでしょう。
悪いことをしてしまっている、と自分を責めてしまうママも時々いらっしゃいます。
しかし、仕方のない事と割り切っていきましょう。
まとめ
生まれて初めての外出は、1か月検診でOKが出てからにしましょう。
それまでは赤ちゃんもママも準備の期間です。
ママはできる限り横になって過ごし、今しかない新生児期のお子さんをたくさん見てあげましょう。
子供はあっという間に大きくなってしまいます。
早く大きくなってほしい、と、寝不足などから思うママも多いでしょう。
しかし過ぎてみれば本当に少しの時間です。
新生児の時にだけしてくれる行動、お顔、小さなおてて、全てが過ぎてしまえばもう見れないのです。
毎日の成長をたくさん横で見てあげる時間と思って、過ごせたらいいですね。
外気浴でまずはお外の空気に慣れさせあげるところからスタートです。
お子さんにとって初めての外の世界。初めてお外の風に当たったお顔はどんな顔かな。楽しみですね。
朝の風、夕方の風、ママにとっては当たり前のことでも、お子さんにとっては人生初めて尽くしです。
第二子以降のお子様は、少し早く色々デビューするでしょうが、お兄ちゃんお姉ちゃんになった上のお子様と、みんなで迎える初めても楽しみですね。
得意げになって、弟・妹に教えてあげる姿が見られるかもしれません。
子供とお出かけできる時間は、長いようで、短い時間なのかもしれません。
のスタートにいる新生児さんとママ。