不妊治療を受ける前に不妊検査を行いますが、そのひとつであるヒューナーテストについて紹介します。
少し似た検査として精液検査もありますので、違いも含めて解説していきます。
妊活中の方や、これから不妊検査を受ける方に、少しでも役立てていただければ幸いです。
ヒューナーテストとは

「フーナーテスト」とも言われ、ドイツ語でHuhner testと言います。
日本語では、性交後検査や性交後試験と言われています。
文字通り、性交後に検査をします。
検査結果はすぐに出ます。
医療機関に行くのは女性だけで大丈夫です。
ヒューナーテストの内容
医師に指定された日に性交を行い、当日または翌日に医療機関で子宮の入口の粘液を採取します。
顕微鏡で、泳いでいる精子がいるかどうかを見ます。
ある程度の数の精子が確認できれば問題ありません。
結果が思わしくないときは、何度か同じ検査をします。
ヒューナーテストをする時期

排卵期に行います。
精子を受け入れるように、卵白のようなよく伸びる粘液が出る時期です。
これがないと、精子が流れていってしまいます。
ヒューナーテストでは、排卵期特有の粘液が出ているかどうかも同時に検査しています。
ヒューナーテストを受ける意味

無精子症でないのにヒューナーテストで精子が確認できない場合、女性が抗精子抗体を持っている可能性があります。
抗精子抗体を持っていると、アレルギーのように、精子を異物と判断してしまうため、精子が子宮に侵入することができません。
この場合、赤ちゃんを授かるためには体液が交わらない体外受精をすることになります。
ヒューナーテストをすることで、妊活の貴重な期間を無駄にしなくてすみます。
精液検査とは
男性が出した精液について、その量や精子の数、質などを検査します。
検査結果は30分~1時間ほどで出ます。
精液を持参する場合は、医療機関に行くのは女性でも構いません。
男性の健康保険が適用されるので、保険証を持参します。
精液検査の内容
男性が容器に精液を出し、医療機関で検査します。
自宅で出して、医療機関に持参することも可能です。
その場合はタオルなどで容器をくるんで保温し、3時間以内に提出します。
検査はおおよそ以下のような項目があります。
・精液量
・精子濃度
・運動精子数
・運動率
・奇形率
なお「奇形」は、精子が通常と異なる形状をしていることであり、生まれてくる赤ちゃんが奇形であるという意味ではありません。
精液検査をする時期
基本的にいつでもできます。
ただし、妊活中の場合は排卵期を避けて行います。
せっかくの受精の機会を逃さないためです。
精液検査を受ける意味
精液の状態を知ることで、その後の妊活の方針を立てることができます。
精子が非常に少ない場合は、自然妊娠は難しいですが、人工受精にステップアップすることで、妊娠率がグッと上がります。
ヒューナーテストと精液検査の違い

ヒューナーテストでわかることは、精子がある場合に、女性が精子に対して攻撃してしまうかどうかです。
精液検査でわかることは、精液や精子の状態です。
ヒューナーテストだけでは、精子があるかどうかわかりません。
精子が確認できたとしても、詳しい状態はわかりません。
また、精液検査だけでは、精子が子宮にたどり着けるかどうかわかりません。
これらのことから、両方の検査を受けることが必要だと言えます。
まとめ
ヒューナーテストは、不妊検査において重要な検査です。
私も初めは精液検査との違いがよくわかりませんでしたが、やはり両方が必要な検査だとわかり、どちらも受けました。
ヒューナーテストは指定された日に受けなければいけないため、仕事を休む必要がありましたが、しっかりと結果がわかり、受けてよかったと思います。
費用は保険適用で数千円程度でした。
この記事を読んでくださった方にも、ぜひヒューナーテストと精液検査を受けてもらい、効率的な妊活に役立てていただければ嬉しいです。
