妊娠初期の腹痛や下痢について私の体験談を交えてお話しますね♪
妊娠初期の腹痛
妊娠中は母体や赤ちゃんに異常がなくても下腹部痛があることがあります。
妊娠初期の下腹部痛の主な原因は2つあります。
①子宮が大きくなる時に起きるの痛み
妊娠すると、子宮はどんどん大きくなります。
妊娠前は鶏の卵ぐらいの大きさですが、妊娠3か月になると握りこぶし程度の大きさになります。
この時期に、子宮への血流が増えて筋肉が伸びます。
それと同時に子宮を支える靭帯等が引っ張られて生理痛のような鈍い痛みを感じることがあります。
私も今回3回目の妊娠ですが3回とも妊娠初期に腹痛がありました。
お腹が張るような痛みではなく、少し引っ張られるような痛みでした。
ちょっとお腹が痛いなと思ったら横になると痛みは和らいでいました。
上の子がいると無理をしがちですが腹痛は赤ちゃんからのメッセージだと思い痛みが治まるまで安静にしていました。
②ホルモンバランスの変化が引き起こす痛み
女性ホルモンのプロゲステロンやエストロゲンには、平滑筋を緩める作用があります。
そのため、腸の働きが鈍くなります。
また、日ごとに子宮が大きくなると、腸を圧迫していきます。
これらの原因によって便秘がちになると下腹部に痛みを感じることがあります。
子宮が大きくなる為に起こる腹痛、ホルモンバランスの変化で起こる腹痛は少し横になっていれば収まる痛みです。
もし、出血を伴う痛み、横になっても収まらない、ひどくなる痛みは流産の可能性もあるのですぐにかかりつけ医に連絡して指示に従いましょう。
妊娠初期の下痢
妊娠をすると、女性ホルモンが大量に分泌されるので妊娠前の体とはかなり変わります。
ヒト絨毛性ゴナドトロピン、プロゲステロン(黄体ホルモン)、エストロゲン(卵胞ホルモン)などの分泌が活発になっている状態で普段とは格段とホルモンバランスが崩れています。
このホルモンバランスが崩れると自律神経を大きく乱します。
自律神経が崩れることで腸の働きが弱くなり、引きおこるのが下痢です。
検索してみると便秘になったという方のほうが多く、心配になり、先生に相談したこともありますがホルモンバランスが乱れているからしょうがないことだけど我慢できなかったらお薬だせるよとゆわれました。
ひどいつわりは下痢の一因
つわりの時期は非常に辛い時期です。
吐きづわり、食べづわりなど人それぞれ違います。
つわりがひどい時期は特定のものしか食べれなかったり、飲み物しか飲めなかったりと普段とは全く違う嗜好になります。
食べづわりは、空腹になると吐き気を催すため、常に食べている状態が続きます。
これらのに食生活の乱れによって胃腸が対応できない状態から、下痢になるようです。
妊娠初期の下痢で気を付けること
脂っぽい食事や甘いものなど偏った食事を控える。
つわりによる吐き気や嘔吐などで、腸内環境が水分不足になりやすいので、こまめに水分補給を心がけましょう。
胎盤が完成するとほとんどの方がつわりも収まります。
胎盤が完成するまでに赤ちゃんの大事な神経等が完成されます。
まとめ
妊娠初期は、赤ちゃんの神経等が作られる大事な時期です。
ほとんどの方が、胎盤が完成する安定期頃になると腹痛も、下痢も収まります。
出産まで続く方もいますが赤ちゃんが成長している証です。
心配や不安も多いですが、長いようで短い妊娠生活を楽しんでほしいと思います。
☑妊娠初期の腹痛は、子宮が大きくなる、ホルモンバランスの変化で起こる痛みです。
☑横になり、安静にして収まる痛みならば心配ありません。
☑つわりなどで偏った食生活になり胃腸に負担が掛かり下痢になることもあります。
☑我慢できない痛み、出血がある等はすぐにかかりつけ医に連絡し、指示に従いましょう。