着床期は妊娠するかしないかが決まってしまう大事な時期です。
ですので、妊活中の方にとって、とてもソワソワしてしまう時期ですね。
受精卵が着床するとき、まれに出血することがありますので、今回は着床期の出血や痛みについて、その仕組みとともに考えていきしょう。
着床とは?何日かかる?
精子と卵子が出会って受精すると、受精卵ができます。
受精卵は卵管を転がりながら分裂し、子宮にたどり着いてそこに根付きます。
これを着床といいます。
受精卵がうまく着床できれば妊娠成立となります。
受精してから着床するまでは、5~7日間と言われています。
着床出血とは?
受精卵は子宮内膜の組織を少しずつ溶かしながらもぐりこみます。
そのときに出血することがあります。
出血といっても生理のときのような多量のものではありません。
おりものに混じって、少し下着につく程度です。
出血はいつ起こる?
着床出血が起こる場合は、排卵から7~14日後頃と言われています。
つまり、生理予定日の7日前~当日あたりです。
その時期に少量の出血があった場合、妊娠しているかもしれません。
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痛みは?
着床期の痛みは着床痛と呼ばれています。
痛みを感じない方が多いようです。
しかし体調に敏感な方であれば、気づく場合もあるかもしれません。
着床痛は、下腹部がチクチクとするような痛みのようです。
この時期に軽い腹痛があっても、もしかしたら着床痛かもしれませんので、病院に行く必要はなさそうです。
ただ、うずくまるような激痛である場合、もしかしたら病気であったり、子宮外妊娠をしている可能性もあります。
耐えられないほどの痛みがある場合には、迷わず病院に行くようにしましょう。
着床期に出血したら妊娠している?
着床が起こる頃に少量の出血があった場合、妊娠の可能性があります。
ただ、だからと言って必ずしも妊娠したとは言えないようです。
なぜなら、その出血は生理の始まりの血かもしれないし、不正出血かもしれません。
出血があった、イコール妊娠した、と考えるのは、正しい判断とは言えません。
ほかの妊娠超初期症状がないか、あわせて確認してみましょう。
ほかの妊娠超初期症状とは?
ほかには、以下のような症状があるようです。
着床出血のほかにも症状がある場合は、妊娠している可能性が高くなります。
☑便秘
☑胸やけ
☑動悸
☑頭痛
☑胸が張って痛い
☑寝ても寝ても眠い
☑熱っぽい
☑だるい
☑食欲が増える
☑イライラする
☑おりものが増える
☑トイレが近くなる
☑においに敏感になる
妊娠の確実な判定
妊娠したと確信を得るためには、やはり妊娠検査薬が一番確実です。
生理予定日を過ぎても生理が来ないときには、薬局で購入してみましょう。
国内メーカーのものは、だいたい生理予定日1週間後から使用できます。
一部の検査薬は、それより前から検査できるものもあるようです。
また、外国メーカーのものもインターネットで購入できます。
かなり安いものもあるようですので、気になって仕方がないという方は、購入してみてもいいかもしれません。
毎日使ったとしても、それほど費用はかかりません。
まとめ
着床出血について、妊娠の過程とともに考えてみました。
排卵から生理予定日までの間はとても大事な時期であり、だからこそ妊活中の方はあれこれと考えてしまいます。
もし妊娠していたら、この予定はキャンセルした方がいいかな、これは食べないでおこうかな、など。
でも、過度な心配はストレスになってしまい、自分を追いつめてしまうかもしれません。
赤ちゃんは、穏やかなお母さんのところに降りてきたいのだと思いますので、自分の体調をしっかり見て、自分も赤ちゃんも守れるように、ゆったりした気持ちで過ごしたいですね。