妊活・不妊治療

不妊検査の第一歩。子宮卵管造影検査はどんな検査?痛い?体験談を元に解説。

産婦人科や不妊治療専門クリニックなどで不妊治療をうける場合、不妊検査として、「支給卵管造影検査」という検査を受けることがあります。

妊活時に実際に支給卵管造影検査を受診した時の体験を元に、気になる「痛さ」「治療費」とそもそもの「効果」について紹介します。

これから結婚される方、妊活を始める方、不妊検査をされる方、子宮卵管造影検査を控えている方に向けて少しでも参考になれば幸いです。

子宮卵管造影検査とは

子宮卵管造影検査は不妊検査の一部で、女性が受ける検査です。

ホルモン検査(採血)、精液検査、ヒューナー(フーナー)検査とともに、重要な検査です。

この検査をすることで、卵管が詰まっていないかどうかがわかります

卵管が詰まっていると、受精卵が子宮にたどり着くことができず、着床に至らないため、自然妊娠ができません。

その場合は体外授精となります。

検査を受ける時期

生理が終わった頃(生理周期8~10日目)に実施します。

経血が出ている状態だと検査できません。

また、受精卵ができていると検査で被ばくしてしまうため、排卵期や生理前は避けます

したがって、検査は受精卵が存在する可能性のない、生理周期8~10日目頃に行いましょう

前日までの注意点

特に食事やアルコール等の制限はありません。

但し、大切な検査であるので、極力規則正しい生活で十分に睡眠をとってアルコールも控えた方が良いかもしれませんね。

なお検査当日の3,4時間前からは食事や飲み物も禁止となるので、午前中の検査であれば朝食をとらない方が良いかと思います。

当日の流れ

当日、私が婦人科で受診した際の検査日当日の流れを紹介します。

病院によって多少異なったりはしますが、おおよそ同じような流れになるかと思いますので、参考にしてみてください。

坐薬(痛み止め)

まず体温と血圧を測ります。

異常がなければ、坐薬と手袋をもらいます。

お手洗いでおしりに坐薬を入れます。

手袋をした指で、第一関節が入るくらいまで入れるように言われました。

30分ほど座った状態で、坐薬が効いてくるのを待ちます。

「便意を感じても、出してしまうと薬が効かないので我慢してください」と言われましたが、便意は感じませんでした。

前処置

診察室に呼ばれ、先生と挨拶をして、更衣室でパンツを脱ぎます。

このとき、いつもはスカートを履いたままですが、今日はスカートも脱ぐよう言われました。

置いてあるタオルを巻いてよいとのことでした。

タオルをひざ掛け状態にして内診台に座ります。

念のために卵胞の育ち具合を診た後、別の器具が入ってきます。

卵管にカテーテルを通したようです。

カテーテルの管を脚にテープで固定して、タオルを巻いた状態で隣の部屋まで歩いて移動します。

検査

ベッドに横になった状態で、先ほど通したカテーテルに造影剤を注入します。

20秒ほどすると、レントゲンを撮影するため、先生たちは部屋の外へ出ます。

すぐに戻ってきて、撮影したものを確認してくれます。

最後に血圧を測り、異常がなければ着替えて、結果を聞いて終わりです。

気になる検査時の痛みは? 検査費用は?

痛み

内診台でカテーテルを通したときに、下痢のような痛みと気分の悪さが襲ってきました。

それでも歩けないほどではなく、先生方が優しかったので大丈夫でした。

その後の造影剤の注入時は、なんの違和感もありませんでした。

私の場合、卵管は詰まっていなかったそうです。

費用

医療機関によりバラつきがあると思いますが、一般的には保険適用される検査となります。

私の場合はかかりつけの婦人科で、保険適用で5千円程度でした。

検査を受けることによる効果

子宮卵管造影検査をすると、卵管の詰まりの有無を確認できます。

詰まっていない場合、安心できます。

また、少し詰まっていた場合も、造影剤を注入することで詰まりが解消します

その後3~6か月ほどは、普段よりも妊娠率が上がると言われています。

その効果があって「検査後に妊娠しました!!」という方も多い様です。

私も検査後に妊娠しましたので、結果的に効果ありなのかもしれませんね。

造影剤が通らないほど詰まっていた場合には、不妊の原因が着床にある事が分かって自然妊娠から体外授精に切り替えることことが出来ます。

不妊の原因を洗い出していく検査の中の一つであり、原因を調べた事によって・・・と悪い方向に考えてしまい躊躇してしまうかもしれません。

しかし、立ち止まっていても不妊が解消されるわけではないので、貴重な時間を無駄にしないで不妊治療に専念するマインドで是非検査を受けてみることをおススメします

まとめ

子宮卵管造影検査は、子どもが欲しい夫婦にとって、とても価値ある検査です。

痛みを伴う検査ですし、自分のカラダに原因があって妊娠できなかったのでは?とマイナスの思考になりがちで、先延ばしにしてしまう方が多いと思います。

しかし、これを乗り越えればいいことが待っていますので、ぜひ勇気を出して受けていただきたいと思います。

私もとても怖かったですが、受けてよかったと思っています。

可愛い赤ちゃんに会えるのを楽しみに、みんなで頑張りましょう!

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ママハピライフ管理人
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